立ち姿勢ができたら、そこから足踏みを始めます。
肩幅程に脚を開いていると、持ち上げるより、つま先を残す感じでリズムを取るのが楽かと思います。
程々やったら次は、歩いてみましょうか。
そのままでは、歩きにくいので、両脚を揃えて歩き易くしてから、大きく足踏みをしてください。
動中の工夫は静中に勝ること百千億倍す
上記も白隠さんの言葉です。
修行は、坐禅ばかりではありません。食事を作ることも、庭掃除も、風呂に入る時迄もすべてが修行だと教えています。
だからって訳ではありませんが、観世音マーチの実践は動中から何かを見つけるには良い機会だと思います。少なくともきっかけくらいにはなるでしょう。
お坊さんの修行は、厳しそうだから、このブログ内で深入りするのはやめましょう。
観世音マーチはずっと簡単です。気楽にやってみてください。
観世音マーチは、
立ち姿勢がお約束通りに出来ていれば、それだけで完璧だと言えます。
とにかく、腰を納めて、おへそのカタチをタテにする事をお忘れなく。
そのまま足踏みすれば完成というお話でした。
蛇足
このブログのサブタイトルに
"白隠さんが教えてくれた・・・"
とありますが、白隠さんが観世音マーチの方法を事細かに伝授している訳ではありません。あしからず。
『観世音マーチ』と後半の『五観の法』は、令和のイノベーションです。
及ばずながら著者のオリジナルです。
白隠さんの『かな法語』二冊と、著者の30年の東洋医学をなりわいにして来た医僧としての社会との関わりの中で当然のごとく生み出された、鬼子のような存在です。
鬼となるか、蛇となるか、上手く育って皆様の健康生活のお力になるかは今はまだ分かりません。
今日はここまでです。
ありがとうございました。